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この三門(空門、無相門、無願門・大無量寿経のなかにある。
ゆえに、屋根瓦が三つあります)の下の道には○・△・□の石が埋め込まれています。「どんな人でも浄土の世界を出入りできますよ」と、いう考えからでした。しかし、通るうちに知らされたことがあります。
この○・△・□を成り立たせているのは、無限の大地あればこそ、と。無相の大地が形の背景にありました。空、からっぽの世界があるから形が入れる。人間の願は我欲が付きまとうので対立していきます。
仏様の願は無我ですから、海のように広大で深いのです。広々として静かで落ち着きます。すべてのいのちが帰る世界です。
真宗大谷派(京都・東本願寺)
普光山 "長仁寺(ちょうにんじ)"
〒871-0104 大分県中津市三光諌山1161-1
電話0979-43-5017